2022年6月6日、新潟県 十日町市にある美術館「越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)」の展示作品が、破壊されたことが報じられました。
そして、作品を破壊したのは、修学旅行中だった新潟市立中学3年の複数の生徒ということが分かっています。
今回の記事では、
- 作品破損した中学校は黒崎中学校で特定?
- 美術館で作品破損したmonetの展示名は何?
- 修復不可の作品はどれ?
- どうやって破壊したのか?
などについてまとめていきたいと思います。
美術館で作品破損した生徒は黒埼中学校!
調査したところ、十日町市の美術館で作品破損した中学校はどこの学校なのか?
こちらについては、
「新潟市立黒埼中学校」の複数生徒
ということが判明しています。
新潟市教育委員会などによりますと、ことし4月、十日町市の「越後妻有里山現代美術館MonET」を修学旅行で訪れていた、新潟市立黒埼中学校の複数の生徒が、展示されていた2つの作品を破損しました。
引用元:新潟 NEWS WEB
新潟市立黒崎中学校は、
近隣に食事したり買い物などできるお店はありませんが、とにかく、のどかで環境のよい学校のようです。
黒崎中学校のサイトにある4月予定表を確認すると、たしかに4月21日に3年生が修学旅行に行っていることが確認できます。
美術館でmonetの作品を破壊したのはいつ?
「美術館でmonetの作品を破壊」するという行為があったのは
2022年4月21日午前です。
行為があったのは4月21日午前で、直後から同校は3年生全員に対し聞き取りなどの調査を行い、複数の生徒の関与を確認。5月末、十日町市に謝罪した。
引用元:朝日新聞
美術館で作品破損したmonetの展示名は何?
十日町市で作品破損したmonetの展示名は、
- 「LOST#6」
- 「Wellenwanne LFO」
の2点であることが発表されています。
修復不可の状態の作品は、「LOST #6」の作品の方だということです。
損壊した作品は、「Wellenwanne LFO」(カールステン・ニコライ)と、「LOST #6」(クワクボリョウタ)の2点。「Wellenwanne LFO」は4月28日に仮復旧が完了しているが、「LOST #6」については修復不可の状態であり現在非公開となっている。十日町市の担当者によると、「(クワクボリョウタ氏に連絡し)新しい作品の展示も検討しているが、(最も観覧者が多くなる)夏季に間に合うかはわからない」状態であるという。
引用元:越後妻有里山現代美術館MonET
作品が破損された越後妻有里山現代美術館MonETでは該当作品について、非公開にする旨を発表していました。
この被害にあった2点の作品は以下の作品です。
作品①:クワクボリョウタ「LOST#6」(修復不可の状態)
【作品紹介】
ゆっくりと動く光源が床に置かれた様々なモノの影を大きく壁に投影しながら移ろい、まるでこの地域を旅する車窓からの風景をみるような、あるいは映画をみるような魅惑的な世界が表される。床に展開するのは十日町の織物機具の一部や農機具、この地域で使用されてきた用具など。人々の営みを支えた微細な道具に地域の風景が重ね合わせられる。
出典元:越後妻有里山現代美術館MonET
作品②:カールステン・ニコライ「Wellenwanne LFO」
【作品紹介】
光と音の原理を応用して、混沌と秩序、運動と停滞の両極性を見せる作品。スピーカーが放つ低周波数によって水面を振動させ、広がる波紋に同調させたストロボの反射によってスクリーンに映し出される。人工的につくりだされる水面の波紋は、規則的でも不規則的でもあり、それゆえに秩序あるようで混沌ともしている。
引用元:越後妻有里山現代美術館MonET
どうやって破壊した?
記事によれば、
展示室内に柵を設置されており、それを乗り越えて作品を破損させたと報道されています。
損壊の具体的な内容については警察が現在捜査中であり十日町市では公表していないが、「LOST #6」は展示室内に柵を設置していたため「それを乗り越えて作品を破損させたと思われる」(十日町市担当者)という。
引用元:新潟 NEWS WEB
美術館の作品を壊すために柵を乗り越えたなど、許される行為ではないですよね。。
あとがき
今回の記事では、
- 作品破損した中学校は黒崎中学校で特定?
- 美術館で作品破損したmonetの展示名は何?
- 修復不可の作品はどれ?
- どうやって破壊したのか?
についてまとめていきました!
新潟美術館が警察に被害届を出していますし、
SNSでも「中学生でもやっていいことと悪いことの区別はつくはず。」「反省してほしい。」との厳しい意見が多く見受けられました。
修復不可と報じられている作品の今後についても気になりますが、現状復帰が出来ることを願っています。